外部床、石の使い方

先日見学に行った「真壁伝承館」(設計:設計組織ADH)で、外部床の面白い仕上げを見かけたので紹介します。

中庭部分の床ですが、大きな石をランダムに並べて、あいだには透水性のポーラスコンクリートで固めています。ポーラスコンクリートだけでは味気ない仕上げになるでしょうし、石を並べると段差ができて、公共施設のバリアフリーに対応できないところをうまく解決しています。
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連続する内部のエントランスホールは、同じような仕上げで、こちらは透水性の必要はないので、石の間を豆砂利入りのモルタルで埋めています。石のパターンが面白いデザイン効果を上げています。
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真壁町は明治以来、石材産業の盛んなところで、町の至る所で石屋さんを見かけます。そんなところから、内外の床に石を使うようにデザインしたものだと思います。

by 小島健一(想設計工房