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来馬さんの投稿と重なりますが、こちらは昔の襖の引手です。
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関東大震災直後に建てられた、築80年以上経つ友人の家が2年前に取り壊されました。とてもきれいな家だったのですが、建物保存までは出来なかったので、襖の取っ手だけを事前にはずして、譲ってもらいました。
襖と板戸の引手ですが、持つとずっしりと重さがあります。材質は銅や真鍮、黄銅です。
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当時設計していた住宅の茶室に、その一部を使いました。
その引手の重さが、見ているだけでも解るような気がします。
金具に限らず、建材の重さって見ているとわかるような気がしませんか?
その重さとか手触り感のようなものが大事な気がします。

by 小島健一(想設計工房
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和風の引手にもいろんなものがある、古い建物に素敵な引手見つけると
うれしいものです。面白い型のものもありますね。

引手だけど、引手以外にも壁に埋め込んだり
いろいろと使えそうとタイミングを計りますが
ローコスト住宅ではなかな使えないのが残念。
面白い使い方あったら教えてください。紹介します。

こういったものをうまく、さりげなく使いたいものです。

※「襖design」(村岡)の扱っている商品です。

BY来馬(建築工房 匠屋
障子は、部屋の中を柔らかな光で満たす優れた建具です。和室に限らず、自由な面白い使い方ができる材料だと思っていたところ、先日見学に行った「真壁伝承館」(設計:設計組織ADH)で、そんな例を見かけました。
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壁一面を障子で覆っているのですが、実際の窓はご覧のように正方形の大小の窓がランダムに開いています。つまり、窓の形、大きさに関係なく壁一面を障子で覆っているので、障子に大小いろいろな光が模様を描くように入ってきます。
たぶん、夜になって外が暗いときは、白いスクリーンのようになるのだと思います。
ちなみにこの障子は、桟の両面に紙を貼った両面障子で、枠も白く塗装されています。
建物自体が、真壁の町の伝統的な建物に合わせながら、モダンなデザインに仕上がっていることに合わせて、この部屋も和室でありながら、モダンなデザインがちりばめられていました。

by 小島建一(想設計工房