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           -photo JFE建材HPより
南がグランドのたっちゃんを応援するときの
眼差し越しにうつるあのフェンス。
侍ジャイアンツの投げるボールがいつも食い込んでいたあのフェンスは
住宅にも似合うと思っているオオカワです。
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建材全体に言えることですが、
住宅専用の商品だけではなく工場用や公園用など
他分野建材に目を向けると掘り出し物が見つかるものです。
照明が人気の船舶用、なんていうのはその代表選手ではないでしょうか。

外構(塀、門からポストまで家の外回りで使われる材料)のページでは、
前出の野球場などで昔から見るあのフェンスを登場させています。
住宅用としては、格子状に溶接したものがシンプルでお薦めですが、
いずれにせよこのタイプはツル性植物と組み合わせることもできますし、
風通しのよい建材として紹介しました。更に、緑化しやすく工夫
されたフェンスも発見して、こりゃいい!とネットフェンスの一つと
してご紹介したところ、メーカーさんからご指摘が....。

「フェンス業界では、金網を使用したものをネットフェンス、
溶接金網を使用したものをメッシュフェンスと分類しております。
緑化用として開発したものは"メッシュフェンス"であって
ネットフェンスではありません。」

とのこと....。なーるーほーどー。
各業界、きちんと考えているのですね(当たり前ですね^^)。
でも、使う側からすればどっちでもいいのだよね、商品にたどり着けば、
と思いつつ、そういう融通の利かない、いえいえ固いところが、
住宅用ではない商品の証のような気もして、ますます惚れてしまったのでした。
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これはメッシュフェンス。
でも住宅系TOEXではグリットフェンスと呼んでいるのでした。

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(株)オオカワ建築設計室/大川三枝子
# by kenzaiclub | 2011-07-07 13:59 | 8外部_外構
近頃、放射能漏れ関係でよく見る、白い生地に青いラインの服
あれ、タイベックって知ってましたか
建築関係の多くの方はご存じかもしれません。
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湿気を通し、雨を防ぐ。
今回は放射線物質を防ぎ(これ確認してません)、体の湿気を出す。
日本の住宅には、ここ30年
透湿防水シートは外壁工事にはなくてはならないものとなりました。

日本の気候は、夏は蒸し暑く、冬は乾燥
このような素材がどんどん改良されていくのでしょう。
住宅の外壁は、人の肌を目指しているともいえます。

BY 来馬輝順(建築工房 匠屋
# by kenzaiclub | 2011-07-07 09:02 | 17防湿防水
【55頁コラム】
本コラムで浸透型のケイ酸質系防水として、
日本ザイペックス社の図を紹介しましたが、
日本ザイペックスの製品は厳密には「無機質セメント結晶増殖材」で、
メカニズムはザイペックス独自のものです。
通常のケイ酸質系防水とは違うということをお伝えするとともに、
コラムタイトルを以下のように変更いたします。
「浸透型のケイ酸質系防水はなぜ防水になるんだろう?」

「浸透型の躯体防水はなぜ防水になるんだろう?」

【55頁メーカー】
社名を以下の通りに訂正いたします。
「ジャパン・ザイペックス(株)」 → 「(株)日本ザイペックス」

以上、お詫びして訂正いたします。

エクスナレッジ編集担当/本間
7年ほど前に、桜台の家で、半地下に音楽室を造ることになり、防水をどうするかいろいろ検討しました。少し前の住宅の地下音楽室では、スマートフォーム、ドレインンフォームを使いましたが、この住宅では本格的な音楽室で防音のための壁厚さがひつようなので、防水部分の厚さは少なくしたい、ということでザイペックス(日本ザイペックス)を使いました。

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内部に吹き付けるだけで、コンクリートが緻密化されていくという、当時の僕はまさか・・・と思ったのを記憶していますが、説明を受けるうちに行けるのではと思い使ってみました。
その後も、地下露出している部分でも良好なので、この本にも紹介をしました。P55の防水のところです。

 しかし、僕の勘違いから、一般的にケイ酸質系といわれているものと同じように紹介したのですが、厳密には違うということでザイペックスさんから指摘を受けました。正しい情報をお伝えします。
ます浸透型躯体防水は、ケイ酸質系が主に知られていますが、他にもエポキシ系、ケイ酸カルシウム、無機質セメント系とあるので、これをケイ酸質系と分類するよりは、浸透型躯体防水と分類するほうが良いようです。

ザイペックスの防水は、浸透型躯体防水で、シリカサンドは使っていますが、正式には「無機質セメント結晶増殖材」で、改質効果が湿潤な環境下でより深く長く及ぶという点が特徴のようです。いわゆるケイ酸質系の浸透型防水とは似てはいますが、違うメカニズムです。本を購入された皆様、申し訳ありませんでした。訂正いただければと思います。P55の図はこのメカニズムです。ケイ酸質系のメカニズムとは違うのでご理解ください。


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表面はグレーでリシンみたいな感じで、地下ホールはそのままで使いました。なかなかいい感じです。1年前のプチ改装でその上に塗装を施したのですがこれもいい感じです。
内部から後で防水ができるのは、なかなか設計者としてはありがたい防水です。
ただし、コンクリートの躯体は20センチ厚以上、水セメント比60%未満、
打設のそれなりの注意が必要なのは覚えておきましょう。



<誤りを指摘いただいたザイペックスさんからいただいた、ザイペックス防水のちょっとした情報です、ご参考に>
・北京オリンピックのスタジアム『鳥の巣』等で、一般的な防水材では施しようの無い漏水をザイペックスで止めたようです。
・ザイペックス工法は、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)における有用な新技術「設計比較対象技術」に登録されています。登録番号:QS-000011-V

来馬輝順(建築工房 匠屋
# by kenzaiclub | 2011-07-05 13:39 | 3外部_防水
d0184166_113248.jpg中目黒で設計事務所を主宰しています。
昨年から気の合う7人の建築家たちと材料の本を考えてきました。ようやく本になって手に取ると嬉しいものです。
自分でも安心して使える材料というのは限られているものです。もっと材料の巾を広げたいとは思うのですが、なかなかチャンスがない。結局、新しい材料に挑戦する時は、知合いの建築家・工務店などで使ったことのある人を探すことが多いです。そうすると、生の情報が手に入る。価格、性能、メンテ、いろいろ出てきます。本に書けることとそうでもないこともあるのですが(笑)、この本では「設計の視点」や「コラム」などでそういった「実感」のある文章が垣間みられるようにしたつもりです。ここが他の材料本と違う点。どうぞ見て頂ければと思います。また、このブログで随時、情報を更新、蓄積できたらいいと思っています。今後ともよろしくお願いします。

by 大庭明典(大庭建築設計事務所)
昨日、都庁内を横切ると、こんな足場が、
最近は足場や仮囲いいろいろとデザインされて面白いですね。
こういったものも、そのうち住宅に使われそう・・・
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BY来馬(建築工房 匠屋
# by kenzaiclub | 2011-07-05 08:53 | 25いろいろ
本日から書店に並びはじめました。
手前に平積みで並んでいます。

表紙が出来たときは、赤くてインパクトがあると思っていましたが、最近出版される本は、赤い表紙が多いせいか、本屋に並ぶとそれほどではありませんでした。
ちなみにこれらの赤系の本は、全部エクスナレッジの本なので、足の引っ張り合いをしていなければ良いのですが(笑)

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■使える!【内外装材活用シート】みんなの建材倶楽部著(エクスナレッジ)

by 大戸浩(建築計画網・大系舎
中目黒の設計事務所「建築計画網・大系舎」で、同じメンバーの大戸と共に、主に住宅の設計をしています。

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建材にはとてもたくさんの種類があって、その中から適切なモノを選択するのはとても大変な作業です。
このブログでは、これまでの施工事例やまだ使ったことがないけど気になる建材など、建材に関してのいろいろな情報を書いていきたいと思います。

この本とブログが、設計者だけでなく、家を建てようと思っている人にも、建材を選ぶ時の手助けになってくれれば幸いです。

by森川貴史(建築計画網・大系舎
d0184166_17573431.jpg日本橋で設計事務所を主宰しています(株)オオカワ建築設計室の大川三枝子です。
今回あらためて、家づくりにまつわる様々な材料を取り上げてみた訳ですが...奥が深くため息が出ました ^^
長いスパンで計画することが必要な住宅、それに使う材料選びなのですから慎重になるのは当然ですが、目新しいものにとびつくことなく、設計者の目でよいと思ったものだけを使って行くには、日々の勉強と情報収集が必須です!この本は、家をつくるプロだけでなく、これから家づくりを考えている方々にも役に立てば良いなと思ってつくりました。本屋さんで赤い表紙を見かけたときは、ぜひぺらっとめくってみてください。
ウチでもつかってみたい!そう思える素材が見つかるかもしれません。
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(株)オオカワ建築設計室/大川三枝子
 ずいぶんと定番な仕様ではありますが、それでもまだまだ魅力的な素材+工法だと思って、よく採用します。この家は私が設計して最近完成した「陽廻りの家」です。前面の都道はつい3年程前に開通した都道で、道幅が広くて気持ちが良いのですが、音と視線と西日から家を守る必要があり(もちろんガルバで音が遮れるわけでは無いのですが!)それを象徴するデザインとしたく、採用したのがガルバリウム鋼鈑+縦ハゼ葺きです。
 垂直に立つ縦ハゼ葺きはじつは、施工が大変難しいのです。本来屋根用に出来ている重たい機械を壁に這わせて折ってゆくのですから、体力勝負のところがあります。『内外装材「活用」シート』P038に載せている住宅「B-HOUSE」もガルバリウム鋼鈑+縦ハゼ葺きですが、じつはこちらは最初からハゼがとられた既製品で施工に無理が無い分、素直に納まっています。価格は材工価格で考えるとトントンのようですね。
by佐々木善樹
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photo:michiho