みんなの建材倶楽部メンバーの大戸です。

内外装材活用シートP148で、ラワン合板に、キシラデコールを拭き取り仕上げをした天井仕上げを、紹介しています。

ラワン合板は、型枠や下地材など、以前には使い捨て材のように、使用していましたが、現在では、南洋材の資源減少で、流通量が減ってきました。

しかし味のあるラワンを、仕上げ材として使うことは、昔からありました。
ラワンは、オイル拭き取りなども代表的な仕上げ方法ですが、ここではキシラデコールで染色して仕上げています。

最近キシラデコールは、油性だけでなく水性の製品が出てきて、内装での使用が推奨されています。
以前は内装でも油性を使っていましたが、今回は水性でチャレンジしてみました。

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今回使用した色は、ピラー色。
これを、2回拭き取っています。

油性に比べ、当初は赤みが強く、心配しましたが、1ヶ月ほど時間が経過したら当初想定した程良い色に落ち着きました。



同様の仕上げを、別の住宅で使っています。
こちらは、住宅では、施主と試行錯誤して色決めをしました。
2つの住宅の、天井仕上げの色味の違いは、カメラの違いなのでご容赦ください。
実際には同じ色味です。
この時の工事の様子はこちらのページをご覧ください。

建築計画網・大系舎のホームページ

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以上、ラワンベニアの天井仕上げの紹介でした。


by大戸浩(建築計画網・大系舎)
みんなの建材倶楽部メンバーの大戸です。

私は、床材と壁天井材の執筆を担当しました。
私が執筆時に特にこだわったのは、左官という湿式工法についてです。
大量生産の時代は、平準化された乾式工法が全盛の時代でしたが、現代は人間主体の湿式工法に再び注目が集まっていると思います。

詳しいことは、本を見ていただくとして、今日は漆喰壁の現物を見ることが出来るお店を紹介します。
漆喰は、日本古来の左官壁です。
先日、とある会合で、左官屋さん達と出会う機会がありました。
その時出会った河西栄さんという左官屋さんから、彼が塗った漆喰壁のお店を紹介され、見学に行ってきました。


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・柔らかな優しい漆喰壁です。

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・目を近づけると少しラフな鏝使い。

原宿にある自然素材の衣類や雑貨を扱う、「かぐれ」表参道店という、ナチュラルなテーストの雑貨やインテリア、服を扱うお店でした。


室内の壁は、漆喰に少しだけ緑系のグレーに近い色が入っているもので、全体として落ち着いたインテリアでした。近づいて見ると、漆喰壁の表情は、微妙に荒く仕上げた感じで、とても好感がもてました


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・床は三和土で仕上げてあります。店を見るだけでも楽しい。


見学の後から河西さんに聞いたのですが、壁はラスボードに、厚塗りの下地で、漆喰の色は土で付けているのだそうです。

特にこの仕上げを泥漆喰と呼ぶそうです。

一見は百聞に如かずです。東京近郊の方はぜひ足を運ばれることをお勧めします。



【かぐれ表参道】
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-25-12 MICO神宮前
Tel.03-5414-5737
営業時間:11:30〜20:00 定休日:不定休

かぐれのホームページへリンク

by大戸浩(建築計画網・大系舎)
家づくりのプロであっても、
日々いい建築材料を探し続けているものです。

耐久性、デザイン、メンテナンス、コスト...
重要な項目は数知れず。

どんな材料を使っていますか?とお聞きすると
みなさん必ず定番を持っています。
それだけ新しい材料に手を出すことは
非常に勇気がいるものです。

なぜなら...、答えは単純。
施主の家で実験する訳にはいかないじゃないですか。

本当に使いたいと思う建築材料を求めて!
私たちはここに倶楽部を立ち上げ、
探求し、発表していきたいと思います。


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みんなの建材倶楽部 一同